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2020.09.16 Wednesday

2020夏休み・常念岳と大天井岳3

ダウンの寝袋の中でふと目が覚めた。

寒い。3シーズンの寝袋では、少し薄かったか。

しかしテントの中が妙に明るい。

朝?

比呂志を起こさないよう、ベンチレーション(空気穴)から外をそっと覗く。

 

目の前にさんさんと輝く月があった。

 

たまらず外に出る。

無数の星。

そして目の前に黒々と立ち上がる槍ヶ岳の山並み。

1人息をのんだ。

 

山はここにいる。

いつでも、どんな時も。

明日はきっといい天気だ。

 

 

9月9日水曜日
4:00起床。外へ出る。
最高の夜空と、ほんの少し白む東の空。

他のテントにも灯りが灯っている。
もそもそと起き出した比呂志も、おおーと声をあげている。

 

20200916_3045143.jpg
キラキラと輝く安曇野の夜景の先に、太陽の光がその片鱗を少しずつ空に放出し始めていた。
振り向くと、大天井岳の稜線が紫色の空をカッキリと切り取っている。
山頂へ行ったら最高だろうな!

しかし、今日は少しでも早く出発したい。

今日の行程↓


我慢して出発の準備をする。
昨日何度も頭のなかでシミュレーションしたテント撤収は、思いの外スムーズに進んだ。

(畳み方がひどいとも言う)

山並みに朝日が少しずつあたりはじめ、景色が静かに起き出していた。

20200916_3045145.jpg
は強いが昨日ほどではない。
最高である。

6:25 大天荘出発。
20200916_3045172.jpg
二日間全然姿を現さなかった槍ヶ岳が、ずっと右にいる。
浮かれて何度も写真を撮ってしまう。

20200916_3045151.jpg
下を見てないとコケるので、気を付けなくては。
最高である。

東大天井岳を越えるころ、一旦槍ヶ岳とはお別れ。
改めて見ると、上から雲が手を広げるように広がりはじめていた。

20200916_3045157.jpg

昨日とは別物の景色のなか、常念小屋へついた。

20200916_3045149.jpg

8:55 常念小屋前にて休憩。

見ると外の簡易トイレを汲み取り&掃除するスタッフがいる。
本当に大変な仕事だ。
登山道の管理まで請け負うこの仕事、民間に任せるべきものなのか。いつも思う。

 

快晴の少し風が強い(となりのお父さん、袋を飛ばされて猛ダッシュしていた)小屋前のベンチで、最後の大休憩。

お湯を入れるだけの簡易パスタと大福もちを食べた。

出発の時。

振り返ると、槍ヶ岳にはもう雲がかかっていた。

さようなら。

姿を見せてくれてありがとう。

 

ここからは我慢の時間である。

 

下山は集中力との勝負だ。

ずーっと下を向いて歩く。

気を抜いて話したりなんかしてると、道を間違えたり足がクニャっといったりする。

二人無言でもくもくと歩く。

 

もくもく・・・

足痛くなってきたあ・・・

もくもく・・・

登りは全然平気なのにな・・・

 

長い。

 

下り、長い!!!

 

最初の大滝ベンチ(第1回参照)までと、そこからがとにかく長く感じた。

やる気を失った比呂志のペースダウンが半端ない(おい!)。

何人かの先輩に追い抜かれたが、あの人たちはなぜあんまにヒョイヒョイと下れるのでしょう?

その歩き方を形態模写したりしながら、どうにか乗り切った。

ダンサー魂。

 

13:30 一の沢登山口到着。

20200916_3045159.jpg

とりあえずトイレいって一休み。

ここから駐車場まで、また20分近く歩くのかあ・・・

と、げんなりしている榊の前方、行く先の舗装道路のかなり先に、黒い物体が見えた。

 

ク マ だ 

 

指先くらいのサイズに見えるから、かなり遠くにはいるけれど、あれは確実にクマだ!

こっちを見ている・・・。

(榊の視力2.0)

 

困った・・・あっちに歩いて行かなくちゃいけない。

苦し紛れにクマ鈴をチリンチリンと鳴らす。

彼はこちらを何度も振り返りながら、ゆっくり左の斜面へ入っていった・・・。

 

さて、である。

彼が消えていったそのすぐ横を、通らねばならない。

待たれてたらどうしよう!

・・・どうしようもないけど。

死ぬほど緊張しながら舗装路を歩く。

20分なんてあっという間だった。

(ちなみに、比呂志は目が悪いので、まったく、まっっったく見えなかったそう。逆にうらやま)

改めて、ここは私たちの場所ではないと思い知る。

 

無事に駐車場についたら、さっさと退散。

松本市のお風呂にお邪魔して、帰路についたのだった。

 

 

 

山はいつでもいてくれる。

だけど、私たちの時間は無限じゃない。

体力やお金の有無のみならず、人生のステージはどんどん切り替わっていく。

こんな時期ではあったけれど、やっぱり行ってよかった。

大事なことも、余計なことも、すべて大切に生きていきたいと思う。

(それを支えてくださっている様々な方々に感謝して)

 

夜中に見た、静寂のなかにたたずむあの黒い山並みを、私は一生忘れない。

 

 

おわり。

2020.09.15 Tuesday

2020夏休み・常念岳と大天井岳2

9月8日火曜

5:00起床。

山ではかなり遅い時間である。

ちょっと外に出て日の出を見たが、寒い&強風ですぐに退散。

20200915_3044584.jpg

20200915_3044575.jpg風が強いのでしゃがむ榊と常念小屋

 

 

でも晴れたな。

行けそうな気がする!

 

とりあえずご飯を作って食べる。

昨日のうちに浸水させておいた生米+焼き鳥缶の焼き鳥ご飯と、魚肉ソーセージとピーマンのマヨネーズ炒め。

味は・・・微妙!

魚肉ソーセージ、あんまりテンション上がらないな(個人の感想)ということを知った。

 

7:30 常念小屋出発

台風は朝鮮半島の方へ抜けたようだ。風はまだ強め。

小屋から見て右側の山に登ると常念岳、左側の山に登ると大天井岳へ向かう横通岳である。

常念岳の往復には2時間かかる・・・。

荷物を小屋において行けば時間的には可能だが、風に対抗する体力を温存しておきたくて、私たちは常念岳をあきらめた。

 

というわけで、本日の行程↓

大天井岳のふもとにある、大天荘へテント泊!

 

この強風が台風によるものならば、時間とともに弱まるはず。

次のテント場に行くまでに、どうか弱くなっていてください・・・!!

気合を入れなおして、横通岳へ向かう。

20200915_3044581.jpg風にびびりつつ

 

そこには待ちに待った穏やかな稜線歩きが待っていた。

20200914_3043822.jpg

 

8:30 横通岳登頂。

三角点しかないかなり地味な山頂だが、今回の旅の初山頂である。

20200915_3044587.jpg

昨日私たちが登ってきた一の沢方面から、ガスがもうもうと上がってくる。

風は少しづつ弱まってきたようだ。

槍ヶ岳は相変わらず見えない。

他の山々は薄い雲の切れ間から時折姿を見せてくれるのに、彼だけは厚い雲に覆われガンとして姿を現さないのだった。

 

11:30 大天荘到着。

20200914_3043838.jpg小屋の奥には大天井岳。

テント場にはまだ誰もいない。

受付をすませ、いよいよ今回のメインイベント・テント設営である。

家の中では何回か練習したし、樹林帯のキャンプ地で一回張った。

稜線上の風の中では、さて。

 

45分かかりました・・・。

 

失笑・・・。

 

鍛錬あるのみである。

(誰もいなくてよかった。大天荘の受付さんはこっち見てたけど。恥)

20200915_3044593.jpg

 

とりあえず宿はできた。大天荘で昼食をいただく。

ここは燕山荘系列でとてもおしゃれ!

そしてご飯も超美味であった。

20200915_3044595.jpg美味いカレー&かき揚げと奇跡的瞬間の比呂志。

 

 

テント場から大天井岳の頂上までは、片道10分ほどである。

貴重品だけ持って岩の道を身軽に登る。

13:20 大天井岳登頂

 

20200914_3043836.jpg誰もいないのでのんびり。

 

風は相変わらず強く、槍ヶ岳は見えないけれど、雲が少し晴れた瞬間に遠く立山まで見えた。

すごい存在感。

北アルプスの山並みは、やはり圧巻だ。

20200915_3044579.jpg表銀座通りと奥に燕岳

 

頂上から降りてくると、何人かテントを立てている方たちがいた。

私たち以外に4張。

みんな設営早いなあ・・・(うまい人のやり方見ておけばよかったとボヤく比呂志)。

夕焼けも少し期待していたのだが、あっという間にあたりは霧に包まれてしまった。

20200914_3043824.jpg

 

晩御飯は、ボロネーゼパスタとコンビーフ&生米炊飯である。

20200915_3044591.jpg

 

明日は一番行程が長い日なので、早めに寝ることにした。

霧雨の中、19:00就寝。

たまに強い風が吹くと心配になる。

なんせビギナー・テントなのだ。

パタパタとはためくフライシートの音が誰かの足音に聞こえたりして、なかなか寝付けない。

雨のポツポツ音も邪魔をする。

濡れたテントをどう仕舞おう?

しかしそんなことを考えていたら、いつの間にか眠りに落ちていた。

 

 

つづく

 

2020.09.14 Monday

2020夏休み・常念岳と大天井岳1

9月5日土曜夜。

過去最強クラスと言われる台風10号は、遠く沖縄の南にあっても中央自動車道に大粒の雨を降らせていた。

相模原あたりでポツリときて、山梨に入ってもずっと豪雨だ。

ひっきりなしに雷が落ち、あたりが明るくなる。

20200911_3042683.jpg

前が見えない。

打ち付ける雨以外にも、他車の跳ね上げる水しぶきが、容赦なくレンタカー軽自動車を襲っていた。

ハンドルを握る比呂志の横で、前のめりで前方確認をする榊。

 

心底、思う。

私が運転してなくてよかった・・・(免許取って一年目)。

 

考えに考え抜いて、比呂志と榊が決めた夏休みは、北アルプスへの再訪だった。

選んだ山は、常念岳と大天井岳。

車で行き、人の少ない登山口から、しかも平日に登る。

考えうるなかで、最大限感染させない・感染しない(であろう)方法である。

休みをとれるなら、どうしても北アルプスに行きたい・・・あの山並みをもう一度見たかった。

 

しかしこの雨である。

というより、台風である。

せっかくお客様にお願いしてお休みさせてもらったけれど、どうなるだろうか。

 

 

雨は、長野に入ったあたりでやっと止んでくれた。

松本ICで高速道路を降りる。

今日はホテルに泊まって、明朝早くに登山口へ行く予定だった。

立ち寄ったコンビニで聞いたところ、どうやらこちらでは昼に雨がひどかった模様。

小さなビジネスホテルの一室にチェックインし、サービスエリアで買った弁当を食べながら会議する。

明日、いけますかね?

高速道路でのあの大雨が、二人の腰を重くしていた。

なぜなら、今回はテント泊を予定していたからだ。

しかも二泊。

そしてビギナー。

まだ一回しか外で張ったことないのに!

あんなの降っちゃったら・・・。

怖い。

怖すぎる。

 

 

台風はゆっくりと北上している。

6日日曜から8日火曜にかけて日本を通り過ぎていくようだ。

テンくら(天気とくらすというサイト)みたり、Yahoo天気みたり、気圧配置図みたり。

悩んで悩んで悩んで、次の日の朝起きた時まで悩んで、結局その日はあきらめ月曜から登ることにした。

 

そして、決めた途端に晴れるのである。

20200911_3042668.jpgこんなはずじゃ・・・

 

やることもないので、登山口の確認したり松本の湧水を明日からの水として頂いたりして、8時には就寝した。

 

9月7日月曜。

4:30起床。

台風は今日九州に一番近づくようだ。松本市は晴れていた。

一の沢登山口へ向かう。

車で1時間ほどの道のり。

駐車場は登山口から20分ほど歩いて下ったところにある。

30台くらいのキャパシティだが・・・2台しか停まってなかった。

少なすぎて逆に不安である。

10キロを超える荷物を背負い、舗装された道路をテクテク歩く。

20200911_3042670.jpg

登山口にはトイレがあって、休日は管理の方が検温してくださるようだが、この日は誰もいなかった。

 

本日の行程

 

6:50 静かな山道を歩きだす。

 

一の沢からの登山道は、文字通り沢沿いをゆっくりと上がっていく。

奥地に少しずつ分け入っていく感じ。

登山道はけっこう歩きやすいのだが、クマがよく出るらしい。

今年は人が少ないからか食べ物が少ないのか、出没情報が多く、ご近所の上高地・小梨平キャンプ地でテントが襲われたりしていた。

わりと緊張する。

今までシカには何回も会ったけど・・・クマはちょっときついなあ。

一応、クマ鈴(歩くたびにチリンチリン鳴る)を装備してはある。

20200911_3042677.jpg序盤の大滝ベンチ。帽子が曲がってるよ!榊!

 

天気は雨が降ったりやんだりといった感じ。

時折風が吹き抜ける。

見上げると、上空の雲の動きが速い。

樹林帯だと平気だけど、稜線上は風が強いんじゃないだろうか。

テント・・・飛ばない?

 

3時間ほど歩いたところで、今日登って降りてきたというソロのお兄さんと会った。

「上、雨はそうでもないんだけど、風がすごくてね。頂上登らないで降りてきちゃったよ。」

あきらかに健脚の大先輩の言葉に、榊は決めた。

 

山小屋に泊まろう。

 

コロナ禍にあって、山小屋は現在完全予約制である。

ガン空きの駐車場を思い出しつつ、一応小屋へ電話をいれる。

「はい、常念小屋。」

「今日テント泊の予定だったんですけど、風やばそうなので泊まらせていただけませんか?」

「あ〜〜、今日はテントはダメだね。泊るの大丈夫だよ。むしろ泊ってよ。今日、お客さん3人しかいないんだもん。」

 

3人・・・。

コロナのせいか、台風のせいか。

 

とりあえず飛ばない宿は確保したので、あとは登るだけである。

20200911_3042674.jpg

胸突八丁の看板あたりから、急角度で高度を上げていく。

20200911_3042672.jpg

階段をズンズン登ると、あっという間に沢ははるか下方に。

チョロチョロと湧く最終水場を経て、1時間半ほどで稜線上へ出た。

20200911_3042685.jpg

 

木がなくなった瞬間・・・

 

爆風である。

20200911_3042679.jpgサンプラザ中野もびっくり。

 

荷物が重いので、立ち上がると後ろに倒れそう。

目の前に槍ヶ岳の下のほうがちょびっと見えているけれど、それどころじゃない。

20200911_3042681.jpg

超・前傾姿勢で、目の前の小屋へ向かう。

テント、無理。ぜったい無理!

 

 

12:35 常念小屋着。

ガラガラと引き戸をあけると、右側に受付カウンターがあり、先ほど電話を受けてくれたであろうおじさまが、他のお客様からの電話対応中だった。

比呂志と相談して、せっかくだから夕食は小屋の料理をいただいて、今日の昼と明日の朝を自炊しようと決めていた。3人しかお客さんいないんだし・・・少しでも売り上げ貢献できれば。

 

電話を終えたおじさまから、小屋の使用方法について一通り説明を受け、2階の個室へ案内される。

4つの布団が敷いてある一部屋を、私たち2人で使っていいそうだ。

屋根裏部屋のような3階もあり、そちらは大部屋のようだった。

当然今日は誰も使ってない。

個室はコロナ対策のため、布団ごとに透明の板で仕切られている。

布団もそのままは使わないでほしいとお願いされていた。自分の寝袋を広げる。

昼ご飯は、持ってきた棒ラーメンとコンビニのおにぎりである。

1階の談話室横の外に、運動会で使うような大きいテントが張られており、そこの下に置かれたテーブルで調理をした。

軽めに食べたら、あとはとにかく暇である。

風は相変わらずゴウゴウとふき、雨もついに降り始めた。外の様子を見に行く気にもならない。

 

17:00 晩御飯

小屋の本棚にあった「風の谷のナウシカ」を1冊読み終えたあたりで、ご飯の時間になった。

・・・って、食べるの私たちとソロのお兄さん3人だけ!

20200914_3043820.jpg

広々とした食堂にポツンと置かれた食事。

なんかかえってすみません。

食堂の台所側はビニールのシートで仕切りが作られていて、その奥にご飯とお味噌汁を用意したお兄さんが立ってスタンバイしている。

「ごはんとお味噌汁はお替り自由です。欲しいときは、手をあげて教えてください。」

今までならたぶん、お重にご飯入れてテーブルへ置いておけばよかっただろうに、大変なことである。

 

そして、大変な圧力である。

 

なんせ3人しかいないのだ。

立って待つお兄さんに悪いような気がして、迅速にしかも大量にご飯をかきこむ。

わんこそば状態・・・?

(とてもおいしかったです)

 

晩御飯を終えたあたりから、いよいよ外は大嵐の様相を呈してきた。

テレビのある談話室では、本日の宿泊者が大集合(6人)。

しかし、特に話したりするわけでもなく、自炊のご飯を食べたり、お酒を飲んだりしながら、各々の時間を過ごしている。

明日の行程は、朝のうちに常念岳へ登頂した後、稜線を歩き大天井岳へ向かうことになっていた。

テンくらを見るに、風は昼くらいまで弱くはならないようだ。

雨も怪しい。

稜線歩きが不安・・・そのあとのテント泊がさらに不安だ。

もしかしたら、下山しなくちゃいけないかもな。

時折小屋を揺らす強風の音にビビりながら、就寝した。

 

 

つづく。

2020.07.18 Saturday

筑波山に一人で登った話

ちゃんと計画して、朝イチで山に行ってきました。

比呂志ちゃんとは予定が合わなかったので、ついにソロで!

筑波山くらいメジャーなら、誰もいないということはなかろう・・・と。

(筑波山は一番標高の低い百名山です)

山、なんかあったら簡単に死にますからね。

 

朝6時に家を出て、つくば駅へ。

8時の始発バスにのります。

ほぼ満席。

20200717_3018644.jpg

つくば・・・つくばかあ。

ダンス部の合練で来たこともあるけど、実習でも伺ったな。

木の新葉をひたすら模写した記憶。

確か八田先生という先生で、とても良くして頂きました。

(ちゃんとお礼できてない気がするんですよね・・・若いときってアホだよなあ。後悔してます。)

なんてこと考えながら50分くらい乗りまして。

 

20200717_3018642.jpg終点のつつじが丘でおります。(指!)

皆さん、手前の筑波神社で降りてたけど・・・。

ここは神社よりバスで標高上がりますので、1時間くらいで筑波山の一番高いところ(女体山)にいくことができるんです。

人がいないのは怖いけど、あんまりたくさんいるのもちょっとな〜ということで選んでみました。

8:55 ほぼ一人で登り始めます。

20200717_3018646.jpg序盤。

 

上に行くにつれて、ガスに包まれ始めました。

こりゃ眺望は無理そうだなあ・・・。

でも、石の下をくぐったりなんだり、アトラクション満載の楽しいコース!

 

20200717_3018654.jpg

 

私の前を歩いていた二人パーティーの男性がいらっしゃったのですが、

「今日、楽しいなあ。楽しい!」とずっと言ってらして。

後ろの私まで楽しくなりました。

そうなんです、天気良くなくても楽しいんですよね。山。

なんなんだろ、この感じ。

 

特に休むこともなく、サクサク到着。

10:00 女体山山頂神社。

 

20200717_3018640.jpg真っ白。

 

関東平野がバーっ!のはずだったのですが!

10:10 一人黙って白い霧を見つめます・・・

 

さあ、次いこ。次。

 

ちょっと下りながらケーブルカー山頂駅を目指します。

そうそう、筑波山はケーブルカーとロープウェイも通ってまして、無理して登山しなくてもイージーに山頂へ行けるのです!

もし膝が爆発(!)とかしたら、それ使って降りよと思ってました。

 

15分くらいで着きましたよん。

20200717_3018648.jpg10:35 ケーブルカー山頂駅。

 

なんかご飯食べる気にもなれず。

10:45 トイレ行って、塩分タブレット食べたら出発です。

 

11:01 男体山山頂神社。

真っ白。

またしても、一人静かに霧を見つめます。

 

そのまま自然研究路をぐるっと回ります。

途中にある展望台が、眺望良しとの情報ありまして・・・オラそこにかける!

 

11:15 展望台

20200717_3018650.jpgやっと見れた!関東平野!

 

ここで買ってきたおにぎりと、水筒に入れた冷たい紅茶飲みました。

冷たいの、うまっ!

低山行くなら氷入れた水筒マストですな。

先客の男性が、「ここ、アブいますよ。気を付けてね」と言い残して立ち去っていきます・・・

マッハでおにぎり頬張る。

 

11:24 研究路へ。

ぐるーっと散策します。

木の道などありますが、雨でぬれてて危ないので、ストック持ちました。

 

11:50 ケーブルカー山頂へ戻ってきました。

 

さー・・・休む?

いや、なんかもう降りちゃいたいな。(せっかち)

 

ということで。御幸ヶ原コースで下山します。

11:55 下山開始

ここか白雲橋コースが王道なんですけど。

 

20200717_3018652.jpg階段地獄。

 

私から言うと序盤、登ってくる人には終盤は、階段祭りです。

 

20200717_3018656.jpg二股の木とか、湧き水とか、見どころは多いが・・・

 

昨日の雨のせいで、道がぐっちょぐちょ!

すごい滑る〜

ストックは神〜

 

しかも、最後の最後で雨降ってきました。

「これ・・・やばくない(独り言)」と雨具装着。

そして休めずそのまま最後まで。

 

13:35 筑波山神社

20200718_3019086.jpg

 

もう足は泥だらけだし、雨具の下は汗でぐっしょりだし。

 

風呂・・・ワシを風呂に入らせてくだせえ・・・

 

ということで、筑波神社からすぐの旅館・江戸屋さんで日帰り入浴してきました。

こんなご時世なので、人数制限ありましたが、無事入浴。

 

特にやることもないので、すぐ帰ります。

あ、途中でソフトクリーム食べました!^^

 

14:45 筑波神社バス亭着。

20200718_3019084.jpg

 

バスまで時間あるなあ・・・と思っていたら、向かいに足を洗える水道(ブラシあり)を発見。

有難い!

ちょっと順番待ちしましたが、かなりきれいに洗えました。

 

15:10 バス出発。洗足池に帰ります・・・

 

今回一人で初めて登ってきたわけですが、ちょっと自分を再確認。

比呂志がいないと「休憩と食事が面倒になる」傾向ありますな。

あと、計画→記録→検証をセットで行うことは、やはり大事だと思いました。

計画立てるのは好きだけど、あとから検証しないんですよね・・・私。

自分が実際どのくらいで歩いたら辛くなるのかとか、飲み物食べ物の準備はどうすべきかとか、

知ったほうがいいなあと感じていたので、今回それを試せて良かったです。

のんびりレベルアップしていけたらいいな〜。

 

またどこか山行きたいけどな〜。

いろいろと難しい世の中です。

そしてのちの筋肉痛もすごかったです・・・もすこし修業が必要ですな。

 

 

 

2019.09.10 Tuesday

2019 夏休み(4)槍ヶ岳登山

今回宿泊した、ヒュッテ大槍。

実は以前行った燕岳の燕山荘系列の山小屋で。

お料理や、デザインの素敵な山手ぬぐいで結構有名みたいです。

晩御飯はこんな感じ↓

20190910_2870642.jpg白ワイン付き・・・山の上とは思えない!

 

山小屋の晩御飯は時間が決まってまして、みんなでいただきます。

この日一緒のテーブルだったのは、一人でいらしてた若めのお兄さんとおじ様。(4人でひとテーブル)

料理すごいですね!なんて話してたら、急にザーザーと雨が降り始めました。

20190910_2870640.jpg食堂から玄関ポーチ。窓の外は超雨。

 

ここからお兄さんたちの山体験談を聴きながら、明日どうしよう・・・という話に。

あまり強い雨だと下るの危ないし、途中渡ってきた沢が増水してるかも?とのこと。

(実際に渡れなかったこともあったそうです)

まいったな〜〜

でも仕方ない。帰ることを選べなかった自分たちの責任なわけですから。

明日の天気をお祈りして、就寝します。

ちなみに、ここもめっちゃ空いてました。

乾燥室もすごく良く乾いたし、とても助かった〜〜

 

翌日。

外は思いっきりザーザー雨!(ショック)

早出のつもりでお願いしていたお弁当を玄関ポーチで食べ、雨が弱まるのを待ちます。

そして、一緒のテーブルでご飯を食べたお兄さんの出発に勇気をもらい、雨のなか3日目の行程をスタートさせました。

(お兄さんは熊本から来ていて、絶対にこの日下山しなくてはいけなかったのです)

3日目の行程↓

下りの苦手な榊にとっては、デス・デイ!

 

歩き始めこそ結構降ってたけど・・・あれれ?

20190910_2870646.jpg雨やんだよ!榊がしてるのが、ヒュッテ大槍手ぬぐい。

 

心配していた沢の水も全然平気で。

お兄さんきっと帰れたね〜なんて話をしながら、テクテク帰ります。

しかし、上高地まであと1時間の明神館についたところで、土砂降りの雨になりまして。

雨具の下を履く余裕のなかった私たちは、下半身ずぶぬれで到着となったのでした。

6:45くらいにヒュッテを出て、上高地に16:00についたから、休憩含めて9時間くらいかかりましたね。ひょ〜〜

 

20190910_2870638.jpg上高地に着いたらやむ、というあるある。煙る梓川。

 

大急ぎでバスに乗って、平湯温泉へ。

お楽しみの日帰り温泉・ひらゆの森で汗を流したのでした。

 

実はここで、すごい出会いが!

初日の山小屋で隣でご飯を食べ、2日目山頂で偶然会ったご夫婦に、また再会!

今日はひらゆの森に泊まるんだそうで・・・3回会うってタイミングすごくないですか?

お二人は朝6:00には出て、14時のバスに乗ってきたって。

やっぱり健脚・・・。

「私達遅いんですよ〜」って言ったら

「自分たちのペースが大事なんだよ」という素敵なお言葉。

またどこかの山で会おうね!なんて言いながらお別れしました。

今度ホントに会ったら、名前聞こう。笑

それはもう運命ですから。

 

その後。

また土砂降りが始まったなか、山道を下り、高速のサービスエリアで仮眠をとって、深夜に帰宅した私達だったのでした。

(榊は夜の高速道路という経験値を獲得した)

 

 

今回の山、なんかしみじみと楽しかったです。

シーズンの狭間だからか、みんなギスギスしてないし、山小屋空いてたし。

以前、山で挨拶したら「お前笑っただろ」ってストック突きつけられたことあって。

すんごくショックだったんですよね・・・(だから燕岳の日記ないんですが)。

そういうイヤな思い出を、ゆっくりと払拭してもらったような気がしました。

とても嬉しい。

関わってくださった皆さん、山の神様、本当にありがとうございました。

そして、山はすべてが自分の判断で、その責任を負うんだなと。

(本当は毎日そうなはずなんですけどね)

あたらめて思いました。

そして、2人のペースで歩き続けることの大切さも。

 

年に一回の山修業を終えまして、後期の小山比呂志を榊美央は一味違う?

・・・暇さえあれば山のブログとか本とか見てます。

(ハマっただけ)

いやいや。

二人で頑張った経験をしっかり生かして、またダンス究めていきたいと思います。

読んでくださってありがとうございました!

 

 

おわり。

 

 

 

 

 

 

 

2019.09.09 Monday

2019 夏休み(3)槍ヶ岳登山

槍ヶ岳2日目。

お天気は曇り時々雨といった感じ。

予報では、夕方から完璧に雨・・・。

折り返しするにしても、頂上で泊まるにしても、必ずここ(槍沢ロッヂ)に帰ってくるわけだから、

洗濯ものとか使わなさそうなものは置かせておいてもらおう!ということになりました。

無くなっても自己責任!

名前と下山予定日を書いて、玄関の荷物置き場へ。

(リュックからモリモリ出てくる比呂志の着替え・・・そら重いわな。)

 

ほんの少し身軽になって、山頂目指してゴー!

20190909_2869956.jpg

20190909_2869933.jpgちなみに青汁飲んでます。比呂志には不評。

 

↑天狗原分岐を越えて、上に来たところで、下界が晴れてきました。

20190909_2869954.jpgか〜!だいぶ上がってきた!

 

20190909_2869937.jpg下は晴れても上は霧・・・。丸印が頼りです。

 

20190909_2869935.jpgそんな中、やっと見えた!槍ヶ岳頂上=穂先!左下に小さく榊。

 

5時間登り続けて、薄々感づく私達。

これこのまま下山は無理だわ。

体力の限界!(千代の富士)

 

20190909_2869939.jpg霧に隠れたり、す〜っとまた出てきたり。ちょいちょい色気見せてくる穂先さん。

登れるかなあ・・・

 

そしてそして標準タイムより1時間近く遅れて、穂先のふもと・槍ヶ岳山荘到着!

20190909_2869967.jpg真っ白やん。

 

登りきったところで、槍沢ロッヂの晩御飯でお隣だったご夫婦と再会。

お二人はもう槍ヶ岳山荘にチェックインし、リラックスモード。

穂先へは登らず、明日下山するとのこと。

毎年9月の初めにここに来てるんだって。

素敵だな〜(そして健脚。)

私達はと言えば、山荘のベンチで用意してきたご飯(アルファ米リゾット&カップヌードル)を食べまして、しばし家族会議。

どうする?

穂先、のぼる?

 

20190909_2869941.jpg結局登りました・・・雨やんで風弱くなったからね。槍ヶ岳山荘へ荷物はデポ。

 

これがまたね、超怖いんですよ。

岩登り初な上に、標高3000メートル近くで梯子登るとか!

″三点支持″という言葉は知っていたので、「三点支持・・・三点支持・・・大丈夫・・・大丈夫・・・力抜いて・・・」と念仏のように唱えながら登ってました。

 

そしてついに頂上!

20190909_2869958.jpg槍ヶ岳山荘のヘルメット着用。(一回500円)

20190909_2869943.jpgめっちゃ空いてる頂上。私たちのほかに2人だけ。当たり前か・・・真っ白で何も見えん。

 

しかし、榊はここで初めて知るのです。

登るより降りるほうが怖いことを!

最初の梯子(登るときは最後の梯子なわけですが)の背景に槍ヶ岳山荘が小さく見えたとき、ちびりそうになりました。

くわ〜〜〜、ここに!わたしは!尻から突入するわけですか!

・・・前向きで梯子は降りられないですからね・・・。

 

途中、鎖にぶらーんしたり若干危なかったけど念仏で乗り切りまして、無事穂先より下山。

思わず抱き合うビギナー夫婦。

良かった!

もう山小屋いこう!

 

この日私たちが泊まる予定をしていたのは、槍ヶ岳山荘ではなく、ヒュッテ大槍というところでした。

こんな行程↓

 

尾根歩きでちょっと下る感じ?

 

・・・尾根歩き??

 

20190909_2869980.jpg穂先とたいして変わらんやんけ。

ちなみに、右奥に小さく見える赤い屋根がヒュッテ大槍です。

標準タイム30分って書いてあるけど・・・無理・・・絶対そんな早く行けない!

 

しかし、ここで本当に怖かったのは、高さだけではなかったんですね。

20190909_2869982.jpg

比呂志くんの下に見える○×の文字は、登山道を教えてくれてるんですが、

「なんか道が違う気がする・・・」と、先行・比呂志君が立ち止まってそう言ったので、

振り返ってみてみると。

私たちが通ってきた岩よりもだいぶ下のほうに〇印が!

ナチュラルに間違ってたんです、道を。

(写真はもう普通の登山道に戻った時に撮ったものです)

下山のほうが間違えやすいとは聞いていたんですが、こんなにもわからないものかと。

幸い、視界が良く行き先が見えている状態での道違いだったので、自然に登山道へ戻れましたが・・・。

滑落の危険を感じ、心底ゾワっとしました。

この道は地図によるとそんなに難しい道ではないはず。

それでも、やっぱり怖かったです。

 

20190909_2869984.jpgヒュッテ大槍から穂先を眺める。

 

反対側のビューはこんな感じ↓

20190909_2870043.jpg晴れとる〜

 

ほんと、この道通った時だけ天気よかったんですよね。

山の神様、ありがとうございました。

勉強になりました。

 

そしていよいよ明日は下山です。

やっぱり天気だな〜〜

 

 

つづく。

 

 

 

 

 

2019.09.07 Saturday

2019 夏休み(2)槍ヶ岳登山

私達が今まで登ったことがあるのは、富士山燧ケ岳(尾瀬)・燕岳。

今年はついに!燕岳から見えた憧れの山・槍ヶ岳に挑戦することにしました。

初心者は絶対に2泊しないと行けない山なので、ちょっと榊的にはウーンという感じだったのですが、

珍しく比呂志ちゃんが行きたいと。

じゃあ行くべ!ってことで。

 

槍ヶ岳登山に入るには、いくつかのルートがあるのですが、私たちはザ・オーソドックスな上高地からの出発を選びました。

上高地ルートは平地部分が長く、時間がかかるのが特徴。

新穂高温泉から入る右俣ルートなど、短時間で登れる道もちょっと魅力的だったのですが・・・

初心者はシャシャってはいけないのです!(詳しくは燧ケ岳登山参照)

 

上高地はマイカー規制がかかってまして、バスかタクシーを使わないと入ることができません。

なので、私たちは岐阜の平湯温泉というところまでレンタカーで行き、そこからバスに乗ることにしました。

(あとからわかったんですけど、ここに行く途中の沢渡からバス乗ったほうが近かった・・・まあいいけど

深夜に洗足池を出発し、いざ5時間の道のり!

20190907_2869014.jpg早朝SA。榊の運転練習も兼ねております。

 

朝、平湯温泉のあかんだな駐車場到着。

支度を整えてバスに乗ります。

シーズンを少し外したこともあり、ガラガラの車内。

上高地へは30分ほどで到着しました。天気は曇り・・・

今回のルート↓

 

 

初めての上高地!

川の水がきれいだな〜〜

20190907_2869016.jpg今回から正式にストックを導入。(ちなみに尾瀬で買った奴は、比呂志がその帰りのバスに速攻忘れるという失態。)

 

序盤は本当に散歩みたいな感じ。

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たまに水流れてたりしますが。

20190907_2869020.jpg

 

ちなみに、歩いている間はずっと、前日に習った(RE:BORNコンバットね)丹田と体重移動のことばかり考えてる榊。

山は集中できていいやね〜〜

 

2時間くらい歩き、徳澤へ着いたあたりで雨がガッツリ降ってきました。

20190907_2869022.jpgまだ序盤だぜ、おい・・・

 

でも、徳澤園のカレー美味しかったです。

(高菜チャーハンとソフトクリームも有名らしく。お料理のおいしい山小屋みたいですね)

20190907_2869024.jpg

 

さらに1時間ちょい歩いて横尾へ到着。

めっちゃ雨。

雨具ないと死亡。(榊家親に借りました。ありがとうううう)

20190907_2869026.jpg比呂志のは榊父の雨具なのですが、顔がはみ出るそうです・・・わはは!

 

横尾を過ぎたあたりから、やっと山っぽくなります。

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本日のお宿・槍沢ロッヂまで1時間半!

 

の、はずが。

 

全然つかない・・・。

結局2時間以上かかってしまいました。

私達、かなり遅いらしい・・・。

 

槍沢ロッヂには、なんとお風呂があります。

もちろん石鹸とかは使えないですが、6時間近く歩いた足には、ありがたい!

しかも、この日はかなり空いていて、結構きれいなお湯でした。

一緒に湯船に入ったお姉さんと、明日以降の予定の話をします。

なんといっても天気が良くなかったので・・・。

彼女はお父さんとここに来ていて、しかもその父上はかなり山に慣れているらしい。

明日は夕方から天気が崩れそうだから、頂上(槍ヶ岳山荘)で泊まる予定を変えて、その日のうちに槍沢ロッヂへ戻ってくることにしようと言っていた、とのこと。

ここにさえ帰ってこられれば、どうにか下山はできるはずだから・・・。

 

そんなやり方もアリなのか!

 

2日目は上で泊まる予定だった私には、目から鱗の行程でした。

山はすべてが自己責任。

天気を自分で読み、どう動くか決めなくちゃいけないわけで。

確かに頂上付近で雨がひどくなれば、閉じ込められてしまう可能性がなきにしも非ず・・・。

でも、登って戻ってくるというとは、アップダウンしながら、標準タイムで8時間近く歩き続けるということになります。

そんなこと私たちにできるかなあ・・・遅いしなあ。

 

不安を抱えつつビールを飲みまして(酒は飲む)、20:00には就寝。

寝る前に外へ出てみた空は、満天の星空でした。

明日、晴れるといいなあ・・・。

 

 

つづく。

 

 

 

 

 

2015.08.14 Friday

2015夏休み・尾瀬に行ってきたZE!

2日目。4時半起床。
外を見ると、まだ暗いけどヘッドライトがチラチラ見えます。
皆早いなあ。

今日は、燧ケ岳に登る!
・・・かどうか、この時点では実はまだ迷っていました。
当初予定していた見晴からの登山道が、土砂崩れで封鎖されてたのです。
どうしても登りたければ、尾瀬沼まで戻って、ナデッ窪という道を通っていくしかない。
ナデッ窪・・・ナダレの窪みという意味らしい。
最短時間で登ることはできるらしいけど、どう考えても初心者・小山組には無理じゃね?

まあまあ、とりあえず。
尾瀬沼に戻ってみてから考えようかということで、朝5時半に出発しました。
2時間の道のりです。
途中の湿原でコッヘルと簡易コンロでお湯沸かして、コーヒーブレイク。(←これやりたかった〜)
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1439467572151.jpgこのために後生大事に洗足池から持ってきたアンパン・・・つぶれアンパンに。

この時点では、登んなくてもいいか〜って感じだったんですよね。
1439547230809.jpg虫に対して挙動不審な比呂志。

しかし!

尾瀬沼の小屋でキノコ汁とお弁当食べたら、なんか元気になっちゃいまして。
(途中でコーヒーも飲んだし)
行っちゃおうZE!って・・・。
ダメそうなら引き返せばいいしね。

というわけで、2日目の行程が決定。↓

山に入る直前、尾瀬沼を振り返る。
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さー行くべ!

・・・。

いやね、本当にすごかったんです。
山というか岩。
でかい岩がゴロゴロしてる間をひたすらよじ登るの。
1439545642158.jpgまだ序盤。
1439545669360.jpg中盤くらい。

写真は足場がちゃんと取れる所でしか撮れなかったな。
すごいとこは無理でした。
ルート確認のために上を見ると、荷物の重みで後ろに転がり落ちちゃいそうになる。
延々2時間。
平らなとこなんてないの。2時間ずっとよじ登り続けました。
そんな道ですから。
戻れるわけないですよね。
下りの方が怖いっつの。(下ってきてる人も2人くらいいましたが)

もう行くしかない状況で、黙々と登り続けて。
視界がパーと開けたんです。
「やった!登れた〜」
と思ったら・・・
1439548753550.jpgまだあった!

折れそうになる心を奮い立たせて、ここから1時間弱・・・

1439548776520.jpg頂上へ。

ついたー!
高いー!
怖いー!
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絶景でした。
この時だけ晴れたんですよね〜。
日頃の行い?笑

あれだけナデッ窪がきつかったんだから、違う道はもう少しラクだよね?
そう思って、御池側の道を下り始めた私達。
下山開始早々に、幼稚園児くらいの子が登ってきてるのに会いまして、その思いは確信に。
いけるな。

あれ・・・
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あれれ・・・
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あれあれ・・・
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結局、岩だらけのところを下るしかないのかーい!
ナデッ窪より傾斜は楽だけど、その分距離が・・・

途中、こんないい景色もはさみましたがね。
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要約すると、岩→岩→湿原→岩→湿原→森→岩→岩→ぬかるみ→岩→ぬかるみ→岩。
という感じ。
あの幼稚園児、半端ないな!

エンドレス岩攻撃に、比呂志と榊はリタイア寸前。
しかし、己の足で帰るしかないのです。
笑う膝を押さえ、必死に下り続けます。
きつい・・・マジきつい・・・トイレ行きたい・・・

3時間下り続けて、やっとの思いで着いた御池のバス停。
帰りのバス時間見たら、あと10分やないかーい!(次のバスは2時間半後)
「身体痛い〜」って、半ベソになりながらトイレで着替えて、大慌てでバスに乗ったのでした。


帰りの電車の中。
序盤の写真を見返してて、笑ってしまいました。
ヌルい!
ヌルすぎるー!
ていうか、後半が修行すぎるわー!
キノコ汁のせいで大変なことに・・・笑


山ってすごいな。
心底思った今回。
富士登山より数倍も経験値上がりましたね。
すべてが筋肉痛で、今日も普通に階段を下りられません。
ダメージ大・・・しかし、いい精神修行にはなりました。

この経験を生かして(生きるの?)、今年の後半戦も乗り切りたいと思います!


おわり。
2015.08.13 Thursday

2015夏休み・尾瀬に行ってきたZE!

「何か初めてのことしたい!」
榊の悪い癖・・・。
毎回比呂志は巻き添えです。笑
今年の夏は尾瀬に行くことになりました。
しかも2000メートル級の山(燧ケ岳)があるらしいから、登ってみたいなあなんて。
富士山登ったときはツアーだったけど、今回はbyマイセルフで行っちゃうもんね。


・・・まず白状します。

尾瀬、なめてました。

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まだ恐れを知らない行きの電車。


午前5時の始発に乗りまして、電車とバスを乗り継ぎ、出発地点の沼山峠についたのが正午くらい。
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峠の道は、整備されててすごく歩きやすい。
ううむ、なんか重装備すぎたかなあ。
1439455584592.jpg1439455601677.jpgなぜか2枚。
でも、俺は形から入る!と山用の「尾瀬」と書かれたステッキを買った比呂志。

峠を下ると、ついに尾瀬っぽいのキター!
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お花はあまり咲いてない(だからすごく空いてました)けど、吹き渡る風が気持ちいい!
鳥の声も、心なしか楽しそうにさえずっているように聞こえます。

1日目の私たちの経路↓

図中、点々のところは湿原です。
点々のところ
他の部分はどうなってんのって話です。

とにかく夕方までに山小屋のある見晴へ行けばよかったので、尾瀬沼はどう回り込んでもよかったのですが・・・
明日登る予定の燧ケ岳が見える南側を選択。
なんか「南側は道が悪いので気を付けて」って表示がありましたが。
途中の尾瀬沼小屋でお蕎麦も食べたし!
1439464367984.jpg美味しかった!元気でました。
大丈夫、いけるっしょ。

あれ・・・
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あれれ・・・
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なんか激しいんですけど。
整備された木の道どこ行った?

そうなんです。
点々のところ以外は、全部山道なんですよ。
特に尾瀬沼をこえて、見晴に行くまでなんか完全に山。
岩あり沢ありだし、木はモリモリ生えてるし。
いやいや、原生林なんだから当たり前なんですけど・・・
実感としてわかってなかったんですよね。
観光サイトに載ってる湿原の写真ばっかり見てますからね、こちとら。
1439458980514.jpgこんなはずじゃ・・・

しかも、リュックを買った石井スポーツのオッチャンは「尾瀬は人がいるから迷わないよ〜」って言ってたのに、全然人に会わなくて。
不安すぎる!
山小屋までが本当に遠く感じました。

そして、歩き続けて5時間半。
やっと本日のお宿に到着。
1439467499554.jpg弥四郎小屋です。

1439467514085.jpgここからは尾瀬ヶ原が見渡せる・・・はずだったのに!霧〜。

山小屋では石鹸やシャンプーは禁止ながら、お風呂につかることができました。
素晴らしい!お湯汚くても全然問題なし!
そして、いやいや〜きつかったね〜、なんて言いながら美味しい米の晩御飯をむさぼり食べまして。
(ちなみに生ビールも飲めちゃいます)
次の日用のお弁当を受け取ったら、すぐに就寝したのでした。
本当の地獄はこれからとは思いもぜずに・・・。


つづく。

 
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